Starbucks

By Cafesba , 13 12月, 2025

第二次世界大戦以前の北イタリアでは、人々はエスプレッソに深煎りのコーヒーを好んでいました。
一方、1960年代以前のアメリカでは、浅煎りのコーヒーが好まれていました。
カリフォルニアでピーツコーヒーが登場した頃から、イタリアンローストの人気が高まり始めました。
そして、スターバックスによって、アメリカのコーヒー市場で大きな認知度を獲得しました。

深煎りは、低品質の豆の欠点を隠せるため、当時実用的でした。また、濃厚で力強い風味は、イタリアで好まれた抽出方法、特にエスプレッソによく合いました。エスプレッソ抽出の高温高圧は、深煎りのコーヒーと非常によく合います。

イタリア人は伝統的に、濃厚で力強く、ほろ苦いコーヒーの風味を好みました。深煎りは豆の表面に油分を浸透させ、イタリアのカフェ文化を象徴する独特のほろ苦い味わいを生み出します。

イタリアンローストは、一般的に販売されている焙煎度合いの中でも最も濃い焙煎度合いで、フレンチローストよりもさらに濃い場合が多く、一部の地域ではスパニッシュローストと呼ばれるものに近いです。この非常に濃い焙煎度合いは、焙煎されたスモーキーな風味とほのかな苦味を強調し、多くの人が「クラシックイタリアン」エスプレッソの味と関連付ける酸味を大幅に抑えています。

By Cafesba , 7 9月, 2025

スターバックスの人魚(セイレーン)のロゴはオフィス街や、デパート、ショッピングモール、、ロードサイドでよく見かけます。

マクドナルドと同じくらいよく見る気もします。
スターバックスは日本でもコーヒーチェーンでも2000店舗と最大です。
1996年の夏に東京銀座の松屋デパートのそばにオープンしました。

スタバ1号店

マクドナルドが日本上陸した時も1971年の夏でこのときも1号店は銀座の三越でした。

このようにアメリカのお洒落な大手チェーンが日本に入ってくるときに銀座の百貨店を狙って出店するというのはセオリーなのでしょうか?
スタバはそれまでの日本の主流の、喫茶店とは異なり、カウンターで注文して店員が商品を席に待って来るセルフサービス方式でした。
内装も白、グレー、茶色を基調とした木目調のデザインで従来のダークブラウンの木製の家具なペンダントランプを基調とした喫茶店と比べるとモダンなイメージがあります。
またテイクアウトも多く、メニューもカフェラテやカプチーノというエスプレッソベースにミルクという斬新なメニューを歩きながら飲むというのが流行の先端でした。