コモディティーコーヒー

By Cafesba , 25 10月, 2025

ドイモイ政策がすすめられたベトナムでは1987年に外国投資法が制定されました。
これにより、ベトナム国内で外国企業の設立が認められるようになりました。
これ以降海外企業のベトナムへの投資が活発になります。

外国企業がベトナムに現地法人や会社を設立することをFDI(Foreign Direct Investment)といいますが、
このベトナムにおける1987年以降のFDIの推移を見てみると、1988年から1990年までの3年間は16億350万米ドルでしたが、1991年から1995年まではベトナムのFDIは劇的に増加し、183億7910万米ドルまで増加しました。

By Cafesba , 26 9月, 2025

1989年のコーヒー危機以降、コモディティコーヒーの価格は金融商品の一種となり、価格は不安定になり、また1986年以降のドイモイ政策によるロブスタ種の新興国ベトナムが国策により供給量を急増させ、コーヒー生産国の盟主のブラジルをも脅かす勢いをつけ、従来の中南米やアフリカの輸出価格が下落しがちになりました。
価格が下がると、コーヒー豆を生産している生産国の農家は価格を下げてもコーヒーが売れなくなり、収入が下がります。
ただベトナムのコーヒーはロブスタ種で、アラビカ種と比較すると低品質とされ、味が落ちるとされます。
その流れで、コーヒー1990年代には味の追求める流れ、つまり価格が高くてもいいから美味しいコーヒーを提供したい、量より質を目指す動きが出て来ました。
アメリカの西海岸で、この動きが活発活発化し、StumptownやIntelligentsia、Conunter Cultureなどの焙煎業者がスペシャリティロースターが1990年に相次いで創業されました。