ドイモイ政策がすすめられたベトナムでは1987年に外国投資法が制定されました。
これにより、ベトナム国内で外国企業の設立が認められるようになりました。
これ以降海外企業のベトナムへの投資が活発になります。
外国企業がベトナムに現地法人や会社を設立することをFDI(Foreign Direct Investment)といいますが、
このベトナムにおける1987年以降のFDIの推移を見てみると、1988年から1990年までの3年間は16億350万米ドルでしたが、1991年から1995年まではベトナムのFDIは劇的に増加し、183億7910万米ドルまで増加しました。
1992年スイスを本拠地にするNestléはベトナムで合弁会社La Vieを設立しました。
またドイツを本拠地とするコーヒー商社NKG(Neumann Kaffee Gruppe)は同年Binh Duong省に最初のコーヒー精製工場を設立しました。
その後、フランス発祥のスイスを拠点とする巨大穀物商社Louis Dreyfus Company B.V.(LDC)や大手コーヒー商社Sucafina、シンガポールを拠点とするOlamがベトナムコーヒーの取り扱いを増やし、現地法人を設立しました。
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