1998年にスターバックスが台湾での営業が開始されてから、台湾のカフェも新たな業態が出てきました。
スターバックス以前の1990年代に現れたカフェチェーン丹堤咖啡、怡客咖啡、西雅圖極品咖啡、IS Coffeeは、「イートイン型(座って過ごす喫茶店)」でした。
しかしスタバの登場以降の2000年代は、15坪ほどの小型店で「テイクアウト中心・高回転」を志向するチェーン店が出現し始めました。
これらの店は、camaのように「その場」焙煎の香りの差別化、Louisa の「平価精品咖啡」(スペシャルティコーヒー)、など特色を持っています。
2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)の流行し、人々が屋内空間での飲食を嫌がるようになり、飲食業各社の業績が軒並み落ち込み、テイクアウトが志向された時期というのも影響しています。
85℃の「五つ星ケーキ×平価」が出現したのもこの時期です。
SARSは台湾初の政権交代後の試練
スターバックスの営業開始から2年後、2000年の台湾総統選挙で民進党の陳水扁が勝利し、台湾で初めて民主選挙による国民党から民進党へと政権交代が起こりました。
しかし、陳水扁政権を襲ったのがSARSでした。