これから北朝鮮のコーヒーの物語について書いていきます。
以前は、朝鮮(韓国)のコーヒー史のシリーズについて書いてきました。
しかし第二次世界大戦後の部分については、それは韓国(大韓民国)だけの話でした。
実際には、朝鮮半島にはもう一つの国家が存在します。朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)です。
朝鮮は1910年以来、日本の植民地でした。
1945年に日本が降伏すると、米国とソ連は降伏を受理するために、急ごしらえで北緯38度線において半島を分割することに合意しました。数時間のうちに引かれ、あくまで暫定的なものとされた線です。
この時期、北朝鮮ではコーヒー文化はほぼ消滅していました。ソ連占領軍の一部の施設内など、ごく限られた範囲でしか存在しなかったのです。
朝鮮 金日成、北朝鮮の初代指導者
1945年8月に日本が降伏した後、ソ連軍は38度線以北の朝鮮を占領しました。
ソ連は、友好的な政府を樹立でき、なおかつソ連の指示に従順な朝鮮人の要人を必要としていました。