コモディティコーヒー

By Cafesba , 13 11月, 2025

ネスレの化学者マックス・モーゲンターラー博士は、コーヒー本来の風味と香りを保つインスタントコーヒーの開発に7年間を費やしました。

課題は、本物のコーヒーの品質を保ちながら、水を加えるだけで簡単に淹れられる製品を作ることでした。

1938年4月1日、ネスカフェはスイスで正式に発売されました。

このインスタントコーヒーは、スプレードライ法を用いて製造されました。

フラッシュドライとも呼ばれるこの方法は、高温の乾燥管に熱いコーヒー液を噴霧し、急速に乾燥させて微細な粉末を作ります。冷水に溶けやすいという利点があり、大量生産に非常に適していますが、高温で製造されるため、香りと酸味がわずかに蒸発し、苦味が強くなる傾向があります。

By Cafesba , 6 11月, 2025

ベトナムのコーヒー豆の主要な取引企業であるNestléは、もともとはドイツのフランクフルト出身のアンリ・ネスレがスイスで創立した会社です。
彼はもともとは薬剤師でしたが、1860年代に乳幼児の栄養不足、死亡率が問題になっていた時代にその問題を解決しようと、乳児用粉ミルク「ファリーヌ・ラクテ・ネスレ」を開発しました。
Nestléはドイツ語で鳥の巣という意味で、今のNestléのロゴの鳥の巣は彼の家紋に由来していますが、同時にひな鳥を守る親鳥を想起させるロゴで、この商品にふさわしいロゴですね。
この商品は当時の欧米で大ヒットしました。
お湯にファリーヌ・ラクテ・ネスレ粉末を加えてまぜて出来上がりという即席に食べられるというのは当時画期的でした。
このお湯をかけただけで食べられるという発想は、会社として後年コーヒーの分野でも取り入れられ、1938年インスタントコーヒー「ネスカフェ」の開発につながったと言えます。

By Cafesba , 1 11月, 2025

ベトナムのドイモイ政策ではベトナム政府はコーヒーを主要な輸出農産品と位置づけました。
栽培計画ではロブスタ種が選ばれました。

アラビカ種とログスタ種
ロブスタ種は病害虫に強く、気候や生育条件に適していたダクラク省の中部高原地帯を中心に栽培されます。
もともとベトナムのコーヒー栽培は19世紀末、フランス植民地時代に始まりこの時はアラビカ種を導入しました。
しかし、当時は生産量が大きく伸びませんでした。
ベトナムの気候や生育条件ではロブスタ種の方があっていたとこうことでしょうか。
ロブスタ種はカフェイン勧誘量が多く苦みや渋み、土っぽさを感じるコーヒーです。
主にインスタントコーヒーやブレンドコーヒーの原料として使われます。
ネスレグループがベトナム最大の購入者で、年間7億米ドルでベトナムのコーヒー生産全体の20~25%を占めています。
最近でも2024年から2025年にかけてNetleは1億7,500万ドルベトナム南部ドンナイ省トリアンにある工場への投資を
行っています。
この工場はネスカフェ、ネスカフェ ドルチェ グスト、ネスプレッソ、ブルーボトル、スターバックスの全ブランドを生産できる唯一の工場です。